夏だ!海だ!集合だ!


待ち合わせ場所はレンタカーを借りる場所。
☆(ゝω・)「暁さん暁さん、りぜはこの車がこれがいいです!」
紅水りぜが指をさした車は、こじんまりと可愛らしい、どこか馬車に似ているような車だった。
(゚ω゚)「おー、なら今度2人でドライブするか!」
☆(ゝω・)「やったのです!ドライブデートなのです!」
(゚ω゚)「はっはっは」
他の子たちもいろんな車に興味津々のようで、それぞれが好きなように行動している。
「はてさてどうしましょう」
と、話しかけてきたのは姉音ウト。彼女も運転するのだろうか。
(゚ω゚)「んー、ちょいと休憩してから出発。んで」
「いつのまにやらノイジちゃんがいるんですけど、行けます?」
(゚ω゚)「まじかw」
「はい」
ウトが指をさしたその先には、守人コミューシの足元に居る哀調ノイジ。
近場にある移動販売のトルコアイスを、ヒカル、ミオ、紅水りんじ、紅水むつき、楓風、と共に一緒に見ているようだ。
(゚ω゚)「・・・」
(゚ω゚)「あの子やったら車の上乗っても行けるんちゃうんかな?」
「後ろの人がビックリするかと思います」
(゚ω゚)「せやね」
「はい」
(゚ω゚)「んー、なら小さい子は膝の上に乗せて、5人乗りの車で・・・」
\( 'ω')/「フォー!」
('ω')「海行こうぜ早く!」
叫びながら登場したのは新利。バンドマンである。
(;゚ω゚)「そろそろ出発しよか」
「了解ですー」
それぞれ決まったようだ。
暁が運転する車には、紅水りぜ、紅水りる、姉音ウト、新利、哀調ノイジ。
風が運転する車には、掬音ヒカル、掬音ミオ、紅水りんじ、紅水むつき、守人コミューシが。
乗る事になった。
( =_=)「・・・・・・」
(˙-˙)「かーさん、どうしたのですか?」
( =_=)「こういうのもなんだが、暁さんて性格ちょっと荒っぽいとこがあるから、風さんが運転するほうでよかったなって思って」
(˙-˙)「わかります」
そんな男同士の会話をするりんじとむつき。
だが彼らは、暁と風は時に見た目に反する趣味や思考を持つと言う事に、まだ気づいていなかった。
('ω')ノ「じゃあ女子はこっちに乗ってー」
暁の選んだ車は実にシンプル、少々重そうな感じである。
(-ω-)「・・・男性は、こちらに」
風の選んだ車は車体が低め?少々軽そうな感じである。
それぞれが車に乗り込む。
('ω')「じゃ、海集合でー」
\( 'ω')/「ウェーイ!!」
(-ω-)「出発、します」
海へと走り出して行く。